一九作合巻『唐渡仙人揃』와 岳亭作品에 있어서의 異人・異国에 대한 意識 연구
< 目 次 >
1. 緒　言
2. 一九作合巻『唐渡仙人揃』
　 2.1.異人・仙人의 失敗談
　 2.2.異人에 대한 시선、「異国」에 대한 意識
3. 際物戯作者二代目岳亭
　 3.1.異人登場의 삽화、横浜絵의 삽화
　 3.2.異人과 얽히는 본문과 삽화
3.3.異国・西洋物合巻
4. 結　語
本 ...

一九作合巻『唐渡仙人揃』와 岳亭作品에 있어서의 異人・異国에 대한 意識 연구
< 目 次 >
1. 緒　言
2. 一九作合巻『唐渡仙人揃』
　 2.1.異人・仙人의 失敗談
　 2.2.異人에 대한 시선、「異国」에 대한 意識
3. 際物戯作者二代目岳亭
　 3.1.異人登場의 삽화、横浜絵의 삽화
　 3.2.異人과 얽히는 본문과 삽화
3.3.異国・西洋物合巻
4. 結　語
本稿에서는 「異国」을 趣向으로한 다섯 가지 草双紙에 있어서의 異国人・異国文化의 異化、또는 同化・大衆化라고하는 이미지・이국정서를 추적하였다。時代変化에 따른 「異国」에 대한 意識変化를 확인하기 위해서이다. 具体的으로는 典型的인 大衆小説家에 해당하는 十返舎一九作文政十年刊合巻『唐渡仙人揃』와 安政六年의 三港開港과 5개국自由貿易許可라고 하는 情勢 한가운데에서 쓰여진 二代目岳亭의 作品들이다。특히 岳亭作品 중에서 日本을 舞台로 한 異文化、日本人과 교제하는 異人을 묘사한 <膝栗毛물>合巻三種과, 異国을 舞台로 한 西洋物合巻『万国竒談袋』에 注目했다。後者는 남미와 북미를 舞台로 네덜란드인까지 登場시켜, 人名과 地名뿐만 아니라 다양한 風物을 그리는 삽화에 있어서도 異国다움을 全面에 내세우기에 이르렀다. 이리하여 異文化는 이국정서를 위한 진기한 사물 취급（寛政八年刊만조테作『中華本唐人蔵』）→대단한 것・드문 것이 아니게 됨（一九作合巻『唐渡仙人揃』）→日本文化에 同化하게 된 異文化（岳亭作<膝栗毛물>）、異文化에 同化하는 日本文化（岳亭作『万国竒談袋』）라고 하는 図式에 대입하여 単純化할 수 있는 作例를 찾아 본 바이다。

Exotic outlook of Ikku’ｓ work　“Karawatari-senninsoroe”　and GakuteiⅡ’s work

Catabolism through the Kusazōshi, or follow the image of the foreigner to assimilate, I discussed wonder change due to age can be seen in the awareness of the “exotic” in the ...

Exotic outlook of Ikku’ｓ work　“Karawatari-senninsoroe”　and GakuteiⅡ’s work

Catabolism through the Kusazōshi, or follow the image of the foreigner to assimilate, I discussed wonder change due to age can be seen in the awareness of the “exotic” in the Kusazōshi, from the point of view of the center about five works. As a result, in Zippensha Ikku’s Gokan “Karawatari-senninsoroe" is coming succession failed story of hermit who crossed from China, different cultures is no longer uncommon. Then, in the GakuteiⅡ’s “Hizakurigemono” Gokan, foreigner to mingle with the Japanese on the stage of Japan has appeared. and cross-cultural which has been assimilated into Japanese culture is depicted. Besides Gakutei wrote also the Gokan“Bankoku-kidanbukuro” which was on the stage of the West. However, the story in a family feud thing over the kidnapping and falling in love of married woman, it can be said to be depicting the Japanese culture to be assimilated into different cultures. Thus, “different cultures are rare goods treatment for exoticism→ it is no longer a big deal and a rare thing→ different cultures that have been assimilated into the Japanese culture, or Japanese culture to be assimilated into different cultures ”, it can be considered by graphically.

本稿は「異国」を趣向とした五つの草双紙における異国人・異国文化の異化、或いは同化・大衆化というイメージ・エキゾチシズムを辿った。時代の変化による「異国」への意識変化を確認するためである。典型的な大衆小説家に値する十返舎一九作文政十年刊合巻『唐渡仙人揃』には、唐から渡ってくる仙人たちの失敗譚が連なるが、異文化は大したもの・珍しいものではなくなる。しかし、日本の風俗に負けてしまう仙人・異人をして嘲笑し、だから日本文化の方が優れているのだ、というような優越感の意識は読み取れず、お金儲けに夢中である中国 ...

本稿は「異国」を趣向とした五つの草双紙における異国人・異国文化の異化、或いは同化・大衆化というイメージ・エキゾチシズムを辿った。時代の変化による「異国」への意識変化を確認するためである。典型的な大衆小説家に値する十返舎一九作文政十年刊合巻『唐渡仙人揃』には、唐から渡ってくる仙人たちの失敗譚が連なるが、異文化は大したもの・珍しいものではなくなる。しかし、日本の風俗に負けてしまう仙人・異人をして嘲笑し、だから日本文化の方が優れているのだ、というような優越感の意識は読み取れず、お金儲けに夢中である中国の仙人を卑俗化することによる茶化しの笑いがあるだけである。安政六年の三港開港と、五ヶ国自由貿易許可という情勢の真っ直中で二代目岳亭の作品は書かれる。まず、<膝栗毛もの>合巻三種に横浜の町並みと岩亀楼を舞台にして異人と戯れる弥次喜多を登場させ、日本文化に同化してきた異文化が描写される。最初は本文と関係ない絵組にてエキゾチシズムを醸し出そうとして開港したばかりの横浜を題材に、異人を盛んに登場させ、横浜浮世絵の主要画題を挿絵において試みていた。それから、横浜で弥次喜多は気兼ねなく異人と直接関わって戯れるというエピソードまで設けるようになる。このような日本を舞台にした異文化、日本人と交わる異人を描出した<膝栗毛もの>合巻の他に、岳亭は異国を舞台にした西洋物合巻『万国竒談袋』をも著す。南アメリカと北アメリカを舞台にオランダ人まで登場させ、人名や地名のみならず、様々な風物を描く絵組において異国らしさを全面に押し出しているのである。しかし、ストーリーは子供浚いと、人妻への恋慕を巡るお家騒動物に近い『万国竒談袋』は、異文化に同化する日本文化を描いたとも言えよう。斯くして異文化はエキゾチシズムの為の珍物扱い（寛政八年刊『中華手本唐人蔵』）→大したもの・珍しいものではなくなる（『唐渡』）→日本文化に同化してきた異文化（<膝栗毛もの>）、異文化に同化する日本文化（『万国』）という図式に当て嵌めて単純化できる作例を探ってみた次第である.

2016년 6월 발행 한국연구재단등재지인 [일본어문학73집]에 수록. 「一九作合巻『唐渡仙人揃』と岳亭作品における異人・異国への意識について」

2016년 6월 발행 한국연구재단등재지인 [일본어문학73집]에 수록. 「一九作合巻『唐渡仙人揃』と岳亭作品における異人・異国への意識について」